山と田んぼの間にある放課後デイだから

2021年にはトノサマガエル、2022年にはシュレーゲルアオガエルと、珍しいものも含めてなぜか必ずこの時期に中型カエルが現れるくぬぎの森。緑色の中型はあとモリアオガエルが来たらコンプだなぁ。でもモリアオガエルは生息数少ないしなぁ…と思ってたら。

ど、どうも…。

水かきが大きく、目玉の白目の部分が黄色ではなくオレンジなのがシュレーゲルアオガエルとの違い。モリアオガエルで間違いありません。体長8cmに達するサイズはオスにはほぼ居ません。鼻先が尖りきってない形である事からも、メスの可能性が高いです。

体に傷があり、右目も外傷性白内障のよう…オスのケンカに巻き込まれでもしたのでしょうか。疲れきっているようで、逃げる様子もありませんでした。

そういえば、周りからも「クココッ、クココッ…」という鳴き声が。オスのモリアオガエルもこの辺に居るようです。

とりあえずはカラスに狙われる心配のないアジサイの下へ。

居心地はいいようで、少しずつリラックスして動き回るようになりました。

とうとう中型緑色のカエルが3種類とも訪れてくれました。

田んぼに現れるシュレーゲルアオガエルと、山に住むモリアオガエルが両方現れるのはくぬぎの立地ならではと言えるのかもしれません。

実際に数が減っている動物を見て、環境を守る大切さを感じられる場になれるのは幸運な事だと思えました。

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