くぬぎの森のすぐ近くにある安芸高校がその歴史を終え、くぬぎの周辺は人通りが少し減りました。
だからでしょうか、今年度になって鹿を頻繁に見かけます。
それまでは日が暮れてから見かけるのが殆どで、夜の間にくぬぎの近くにやって来ては草を食べたり川で水を飲んだりだったのですが、今は日中でもお構いなし。安芸高校の次の用途で生まれ変わるまでの除草作業は任せろ!とばかりに、昼間から堂々とお食事中です。
大きな野生動物を見る機会が少なかったであろう利用者さん達も最初は珍しがっていましたが、今では視界の端に居るのが当たり前になり始めてきました。過度に意識せず、影響を与え合わず、適切な距離感で。もちろん人間側の安全を最優先にしつつ、出来るだけ動物も含めて双方の安全を。
最近は熊被害のニュースもよく聞きますし野性動物との距離感はいつも難しいですが、利用者さん達にその難しさを感じてもらうきっかけになってくれているように思います。
くぬぎのアジサイはもう随分と色が濃くなってきましたが、いっこうに梅雨は始まりません。
準備万端で待ち構えているアジサイがちょっと可哀そう。